養子縁組手続き

養子縁組手続きの方法

養子縁組手続きは実の親子関係でない者が法律的に親子関係を創るために行なう手続きです。養子縁組することによって、養親の嫡出子(婚姻中に生まれた子)と同等の身分を得ることになります。養子は養親の戸籍に入り、養親の姓を名乗ります。

 

養子縁組には一般と特別養子縁組があり、それぞれで養子縁組手続きも変わってきます。

 

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一般養子縁組と特別養子縁組

一般養子縁組は一般的には遺産相続や老後の扶養を目的とすることが多いです。養子となった後も、実の親との親子関係は継続され相続権や扶養義務なども法律的には確立されています。

 

養子縁組は養子に迎える側と養子になる側との双方の合意が必要ですが、「養子縁組届」が受理されるためには必要な条件があります。

 

特別養子縁組は、実の親の事情によって養育してもらえない6歳未満の子供に対して、親と家庭を与えることを目的として創られた制度です。手続きによって、戸籍上においても実子と同等の身分を得ることができます。
        ⇒特別養子縁組の手続き

 

一般養子縁組の条件

  • 養子は養親よりも年少で、養親の尊属ではないこと
  • 養親は成年に達していること
  • 配偶者がいる者が未成年を養子にする場合には、配偶者とともに養子縁組手続きをすること。ただし養子になる者が成年に達している場合は、配偶者の同意があれば単独でも養親になることができる

 

養子縁組手続きの方法

養子縁組手続きには養子になる者(または法定代理人)と養親になる者の合意が必要
 |    ↓
 |   養子が未成年で、直系卑属(子、孫)でない場合、
 |   特別養子縁組のとき、
 |   家庭裁判所の縁組許可書が必要となります。
 |    ↓
 |   裁判所の許可
 |    ↓
「養子縁組届」

 

提出先は養親の本籍地、または住所地の市町村役場です。
養子が未成年で直系卑属(子、孫)でない場合、家庭裁判所の縁組許可書が必要となります。
     ⇒養子縁組届の手続きと提出方法

 

許可が得てから10日以内に審判書の謄本を添えて届出をしなく てはいけないので注意が必要です。

 

婿養子の場合は妻の親と嫡出子・推定相続人となるためには、婚姻関係とともに、妻の親と養子縁組を行なう必要があります。婚姻届の折、戸籍の筆頭者を妻にし妻の氏を名乗るだけでは正式な婿養子とはいえません。

 

養子縁組の解消

養子縁組を解消する場合には「養子離縁届」の手続きが必要となります。死亡によっての離縁の他に協議離縁、裁判による離縁がありますが、裁判以外の場合には2人の成人による証明が必要です。
    ⇒養子縁組の解消方法

 

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