病気お見舞いのマナー

病気お見舞いにはマナーがあります。いくら親しい友達が病気で入院したからといっても、病院へお見舞いに駆けつけるのは相手の病状を確認してからにしましょう。

入院直後や 手術直後にはお見舞いは遠慮するのが常識ですし、数日で退院するようであれば病気お見舞いもおおげさになってしまうかもしれません。短期入院の場合には手紙を出すか、退院 祝いに後日、花や手土産を持って家を訪問するほうが喜ばれるのではないでしょうか。また重症で容体が安定していないようであればお見舞いの手紙を出すか家族あてに見舞いの品物を贈っておくといいですよ。

長期入院の場合は病人にとっては家族や友人の病気見舞いは嬉しいものです。見舞う側としては場所が病院ですからそれなりに作法を心得ていなくてはせっかくの励まし も不適切なものになってしまいます。

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病気見舞いの服装も黒や派手な色は避けましょう。気をつけたいのは言葉の選び方です。「早く職場に戻ってください」「元気そう、すぐになおりますよ」 は病状によっては傷つけたりプレッシャーを与えたりする場合もあります。病状や治療のことを細かく聞くこともマナー違反です。

病気見舞いは大部屋の場合には大勢であったり、子供連れは 迷惑になるので避けたいもの。また相手は病人ですから長居はしないように。帰るときには同室の方にもひとこと挨拶しておきたいものです。

家族以外の入院見舞いは遠慮しておきたいのが出産見舞いです。基本的に出産祝いは退院後に落ち着いてから自宅に伺うようにしましょう。死産や流産であってもお見舞いの 品を贈ることは辛い事を思い出させることになるのでタブーであるとされています。


お見舞いの品物と金額

お見舞いの品物は花、果物、お菓子が一般的です。花束を贈るときには花瓶とセットにするほうが無難ですが花瓶が必要でないように籠にアレンジメントしたものも喜ばれます。 ただし病院によっては花の持込を禁止している場合もありますし、病人も花粉症である場合もあるので確認しておく方がよいでしょう。

お見舞のマナー違反となるのは死や苦を連想させるシクラメンや花の首が落ちる椿の花、そして根付く(寝付く)という意味になる鉢植えでこれらは贈らないようにします。

お見舞いの品でフルーツやお菓子などは、病気によっては食事制限の場合もあるのでこちらも 確認して贈りましょう。長期入院になるようであればパジャマなども喜ばれる贈り物です。お見舞いの品物の金額は3000円〜5000円が相場です。

お見舞い金を贈る場合には金封は熨斗(のし)のついていない結び切りの水引きを使用します。冠婚葬祭の熨斗袋はすぐにわかると思いますがお見舞い用ってよくわからないかもしれませんが専用のお見舞い袋はコンビニでも売られていない場合もあるようです。

その場合には白の封筒でもかまいません。表書きの書き方は「お見舞い」「御見舞」として下段に氏名を書きます。 お見舞いの金額の相場は、親、兄弟、子供、祖父母などの家族や親族は1万円程度、その他の知人、友人、職場関係は5千円程度です。

知人、友人が火事や地震などの災害に遭われたときにはお見舞いの品は一般的には衣類や食料品、日用品などすぐに役に立つものを贈りますが時間の経過とともに必要なものは変わって くるものですから災害見舞いの品は事前に確認して贈るようにしましょう。金額を贈る場合は白無地の封筒に入れて表書きは「御見舞」または「災害御見舞」とします。郵送する場合には現金書留で、簡単なお見舞いの言葉を添えて送ります。金額は最低1万円、家族、親族は5万円程度を目安に。災害見舞いの場合にはお返しは不必要とされていますが、落ち着いたら礼状は送りたいものです。

 

お見舞いのお返し

お見舞いのお返しは元気になること、ということでお見舞いのお返しはしないものですが、一般的には病気や怪我が全快したということで快気祝いや内祝いの品物を贈られます。 そのときには一律に同じものを贈ったり、お見舞いにいただいたものの半返し程度を目安にして贈られることも多くなっています。

快気祝いの品物は「病気を残さない」という意味合いを込めて砂糖、洗剤、お菓子、嗜好品などの消耗品が一般的です。表書きの書き方は「快気祝い」「快気内祝い」とします。お見舞いのお返しという意味では、退院をしたらお見舞いをいただいた人には丁寧にお礼状を出すようにしましょう。


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